大阪四天王寺前夕陽ケ丘の美容室『ユーリカリチェルコ』の中本です。
今回のテーマは「頭皮にかゆみ!?その皮膚炎の原因は乾燥だけではない!?」です。
乾燥などで頭皮がかゆくなるメカニズム
最近、気がついたら頭をボリボリかいている。小さい頃からそんな事が起こる人、季節の変わり目にそんな事が起こる人、汗をかいたらそんな事が起こる人、乾燥している季節に、などみなさんいろんなシーンで体験した事があると思います。
私もその一人でした。肌が昔から弱く肌もあれやすく敏感に乾燥しやすい頭皮を気にしてはよくボリボリかいていたのを覚えています。
自分の元々の体質もあるとわかってはいましたが日々のかゆみにストレスを感じていました。いつも自分でメンテナンスなどしているつもりでも「かぶれる」「フケが出やすい」「かゆみがある」など。。そもそもなぜ頭皮はかゆくなったりするのでしょう!?
最近では頭皮のトラブルに悩む人も増えていると聞きます。ユーリカ リチェルコが気になっているのは、本当にみなさんが自分のお肌に合った必要なヘアケアや頭皮ケアができているか!?そして美容師としてはお伝えしにくいのですが。。
カラー剤やパーマ液なども実は自分に肌に合ったモノや優しいもので無いと積み重なるとそれが原因で自身の体のトラブルになるという事をご理解されているか!?という事です!
最近では「頭皮は顔のお肌の1部」とも言われ髪のお手入れだけを頑張る時代は終わり、それだけではアンチエイジングに関しては少し弱い。。と言われてきています。美容の最先端では「頭皮から育てる」それこそが美髪への最速で最短のルートだという認識が情報として広がってきているぐらいです。これを機会にしっかりライフスタイルを見直していきましょう!
頭皮がかゆくなる原因には個人差はありますが、1番は乾燥と言われています。人の肌細胞はおよそ28日周期で生まれ変わると言われています。このサイクルを肌のターンオーバーと呼び歳を重ねるとこのターンオーバーが鈍り乾燥しやすくなり角質「古い皮膚」が肌表面に残ります。
頭皮の場合はそこに大きな毛穴から分泌される皮脂や汗が混ざり、ドロドロの白い油の様な汚れとなりこびりつきます。これもかゆくなる原因の一つでこれが多くなると、目で見てわかるフケとなりこの状態が続くとターンオーバーがおかしくなってきています。
その他、こすりすぎによる髪の洗いすぎ、自分の合わない洗浄力の強いシャンプーを使ってる、シャンプー後の汚れやシャンプー剤のすすぎ残し、お肌が本当に繊細な方は海外のお湯などで体や頭を洗った時にもお肌に違和感が出始めてかゆくなったという方もおられます。
その他に女性はあまり無いかもしれませんが不潔にしない事、汗をかきながらもあまり洗髪せずにいるとその場所に余分な皮脂が蓄積されて、そこに最近が繁殖しかゆみの原因になります。しかも多すぎる皮脂は毛穴をふさぐので、新陳代謝が正常にできなくなり機能がだんだん弱まってもくるのそうです。。私もそう言えば最近、かゆくなったかもと思う時は日常生活を一度見直してみてもよいかもしれませんね。
美容室で聞く頭皮トラブルと原因
ユーリカにご来店されたお客様の中にも以前の美容室でカーラやパーマなどでかゆくなったりしたりしたので今回も不安がある方からとご相談をいただきます。
その場合はライフスタイルをお聞きしマイクロスコープを使います。これは顕微鏡のようなものでミクロの世界で頭皮を診断していきお客様の現状をわかるアイテムです。髪や頭皮に優しい薬剤にこだわり厳選して選んではいますがお客様の今の体調や状態が一番その後の頭皮に影響が出てくるのが現状になります。
ご相談をさせていただき施述が可能の時もありますし場合によってはお断りする施述もありますのであらかじめご了承ください。美容室でのパーマやカラーリングにおいての頭皮トラブルはいろいろありますがよく聞くものをカウンセリングの時やお客様に安心の要素があればと自分でも以前からずっと気になっていたのもあり独自で調べました。今後、参考にして下さい。
ご紹介させていただくとサロンでの体のトラブルで代表されるのが《接触性皮膚炎》と言われるものがありそこから2つに分類されA《刺激性接触皮膚炎》とB《アレルギー性接触皮膚炎》があるようなので詳しくお話ししていきます。
もちろん使っている薬剤、その薬剤とのその方との相性など全ての方に該当する訳ではりません。体質やその時の体調などにも影響しますのでそこはご理解ください。
《接触性皮膚炎》とはなんらかの外からの刺激が肌に触れて、触れた部分に湿疹ができるというようで、いわゆる「かぶれ」の事です。こちらもお伝えしにくいです事実ヘアカラー剤やパーマ剤、ヘアケア製品などの1部に《接触性皮膚炎》の原因になる成分があるといわれておりその症状がさらに2つの種類に分けられます。
A《刺激性接触皮膚炎》とは症状としては刺激物が皮膚に接触した時に、皮膚の表面の細胞などが刺激されておきる皮膚炎の事のようです。カラー剤が直接ついた所にまぶた、額、耳の後ろ首筋などにかゆみ、赤み、はれ、ブツブツなどの皮膚炎の症状がでる事のようです。原因はヘアカラー剤の成分である過酸化水素、アンモニア水、アルコール類などが原因になりもともと皮膚が敏感で弱い人や身体の免疫の能力が低下している人の起こりやすく乾燥や頭皮の傷や爪などでひっかく事により製品の成分が皮膚に浸透しやすくなる事もきっかけとしてはあるようです。
対策としてはもしその時にカラー剤が原因であればかゆみや痛みなどの刺激物を洗い流すなど早めの対処をすればおさまる事が多いようです。「アレルギー性皮膚炎よりは比較的回復は早いようです」
B《アレルギー性接触皮膚炎》とはこちらよく耳するジアミンアレルギーというモノになります。症状としては刺激性接触皮膚炎と同様の事が体におきますがこのアレルギー性接触皮膚炎は体がアレルギー反応を起こす物に触れてから炎症を起こすまでに時間がかかり翌日などに体に反応がある事が多いようです。カラー剤による染毛剤により強いかゆみを頭皮、まぶた、額、耳後ろ首後ろなど塗布した部分からかゆみ、赤み、はれ、などが出るようです。
さらにこちらの症状はAよりも長期化しやすく1日から2日でもっとも重い容体になる。治癒してたからといってもう一度カラーをすればまたその時に再発する様です。これを繰り返すと体がよりアレルギー反応を起こしより重い症状になるようなので注意して下さい。
ちなみに少し話は変わりますがユーリカのお客様には決してオススメしてない市販のカラー剤ですが世間の忙しいから家で染めるという美容師さんもほとんどと言っていいほど自分のお店のカラー剤をもって帰り家で染めています。。その理由なぜか!?わかりますか?
それは!ユーリカのスタッフはもちろん美容師さんは日々技術や髪ケミカルなどをしっかり勉強している事から市販のホームカラーは決して使わないのです。市販のカラー剤自体は物によって美容室と変わらないくらい髪が染まるのはもちろんわかっています。染まりますが。。
その他の成分が自分達の体に自店で使っているカラー剤よりは決して良くは無いと!未来の自分達の良い体の為や綺麗な髪を作るのによくない!とみんなが知っているからです。
その理由の1つが美容室で扱っているものよりはこのジアミンという成分が多く含まれている物が多いからなのです。という事なのでこれからお肌が弱い方は特に市販のカラー剤などはお気をつけ下さいね。
もし皮膚炎になったらコレに注意
自分は大丈夫と思っていて実はその予備群だった人や!その様な事を意識していてもモシなってしまった人!?にはその時の対策をお伝えしますので出来る事から対処しましょう。もちろんご自分での判断で病院にすぐ行く事も大切です。心配だったらまずお医者さんに見てらいましょう。
1シャンプー剤・・市販で販売している洗浄力の高いシャンプー剤やトニック系をさける。2洗い方・・かゆいからといって爪を立ててなどや指でゴシゴシする洗い方はさける。泡で包み込む様になでる様に優しく洗う。
3流し方・・お湯は熱いお湯を使わないでぬるめにしてください。ながす時も出来るだけこすらずなでる様にながす。4タオルで拭く時・・タオルで髪をおさえる様に優しく水分をとる。強くこすらない。5乾かし方・・ドライヤーを使う時は早く乾かそうとして頭皮に熱風を近づけすぎると急に乾燥してかゆみになる為、出来るだけ近づけすぎないように気をつける。
6美容室でのカラーやパーマの時に・・・これは正直オススメではありません。どうしてもという大切なイベントなど仕方ない時に担当の美容師さんに相談して同意の元におこなってください。この内容は自己責任でお願いします。
担当の美容師さんにカウンセリングで自分の体調や頭皮・肌のコンディションを伝えて自己責任などの同意の上でパッチテストをして肌や頭皮に異常がなければカラーやパーマの時に保護オイル、スプレー、クリームなどを頭皮や肌につかないように細かくつけてもらって施述後も薬剤が残らないように、いつもよりしっかり優しく流してもらってください。
もちろんですが後日の頭皮などの異常も自己責任でお願いします。そのくらい後々何かあっては自身も嫌ですし担当の美容師さんとも気まずくなりお互いによくないので十分にご注意下さい。
大切なのは自分の現状をを知る事!
もちろん。。ここまでとは言いませんが!笑。。でも皆さんは「今まで美容室でその様な事を言われた事なかったし頭皮の事がアンチエイジングにつながるとはわかっていても今の自分の頭皮がどの状態かわからない!?自分で調べる方法とかある?」って思いますよね!?
ハイ!あります!これから簡単に自分で頭皮の状態を確かめる方法をお伝えします!!まず自分が汗などをかいていない平常心の時に髪をめくって頭皮をを指でこすりさわってみてください!!・・・いかがですか?ベタベタせずに指がサラッとしていたら正常です。
後の方法は友達に頭皮を見てもらい見た感じが青白い状態だったら正常と言えます。ちなみに赤いや黄色だったら黄色信号なのでご注意下さい。。。
実は。。自分での判断は実際のところそのくらいしか方法はなく、頭皮の状態はよっぽど「かゆい」、「フケ」、「抜け毛」など特徴あるサインがないと自分では異常かは確認できないのです!
やはりすぐ確認できて安心な場所はユーリカにも置いてあるマイクロスコープのあるサロンで定期的に確認してもらう事です。ユーリカ リチェルコは髪を扱うでけでなく頭皮の知識もあるスタッフがきちんとチェックしてその方に合うヘッドスパなどのアプローチをアドバイスさせて頂いています。
お店のスタッフは毎日さまざまな髪や頭皮をさわっているプロです。是非1度お気軽に相談してみて下さい!!
今の状態に必要なスパとホームケアを!
そもそも頭皮のケアは何故ヘッドスパなの!?にお答えします!頭皮は皮膚の中でも動きにくく、さらにケアをしにくく汚れが残りやすい部分です。ヘッドスパは毛穴の汚れをしっかりと落としながら血行を促進させ、髪の毛へ栄養を行き渡らせる事で、抜け毛や細げを予防しハリコシのある健康な美髪を育むことを目的としています。
ユーリカのヘッドスパに使用する製品は余分なものは除去して必要な潤いは逃さないように設計された物にこだわり選んでつかっています。
- クレンジング剤・・酸化した皮脂やスタイリング剤などの汚れをすっきり取り除く。
- スパ用シャンプー剤・・頭髪を優しく洗浄する。
- 頭皮マッサージ剤・・マッサージの時につけるジェルで浸透力が高めでふんわり仕上がる。その他にクリームタイプやオイルタイプなども保湿効果をコントロールする時に使い分ける。
- 毛髪用トリートメント・・髪質のダメージや毛根の状態で使い分けるなどをお客様に合わせてカスタマイズして使う。
- 頭皮のホームケア・・カウンセリングをしてお客様に合ったものをご提案しています。お家で使って頂き頭皮の環境を整えるのが目的です。炎症をおさえフケ、かゆみを軽減させるなどの効果を期待できるものもあります。育毛剤などもあり毛根から細毛を太くしていく事が望めます。
そのようなスパのメニューを肌が生まれ変わるターンオーバーの周期に合わせて1ヶ月に1回施述して頂のが理想のペースになりますが、忙しい方などは2ヶ月もしくは3ヶ月に1回でも効果はえられますので安心してご相談ください。
頭皮や毛髪の状態で、健康状態、ストレスなど個人的な差によってユーリカでは調整しています。心と体、全体に働きかけて長期的な健康や美しさを維持していく為には継続した自分に合った施述を受け続ける事が大切とお店ではお客様にお伝えしています。
迷っている方はお気軽にご相談ください!ご相談されたい方は、早めのお電話か自店のツイッターの確認からご予約をよろしくお願いします。
というわけで今回のテーマは「頭皮にかゆみ!?その皮膚炎の原因は乾燥だけではない!?」でした。