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市販のシリコン入りシャンプーとコンディショナーをおすすめしない理由

大阪四天王寺前夕陽ヶ丘の美容室『ユーリカリチェルコ』の中本です。今回のテーマは「市販のシリコン入りシャンプーとコンディショナーをおすすめしない理由」です。

皆さんは、今回の記事についてどう思いましたか?美容院に行かれた時に、担当の美容師さんから、一度は言われた事ないです?

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「シリコン入りは良くない。。。」その言葉を世間で良く聞いた数年前に、ドラックストアーで、ノンシリコンシャンプーの名前を推薦した各メーカーの商品が、沢山売られていた事もありましたよね?

あの時、私も多くのお客様に聞かれました。「本当にそうなの?結局一番どれがおすすめなの?」と

この回答は、実は、答えにくく、美容師さんによって、正解はおそらく少しずつ変わってくるのが事実です。

おそらく、、皆さんが今、え?ってなると思うので。。。笑

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という事で、今回の記事は、その理由や、ユーリカリチェルコの自店で考える、お客様に対しての正解、商品のおすすめの選び方を深く掘り下げていきます。

特に読んで欲しい方は、髪質・頭皮に悩みがある方アレルギーなどおもちの方、そのような現状で将来にも不安がある方です。

これを読んでいただけたら、沢山の情報に迷わずに、この記事を頼りに、アナタの悩みが解決しやすいアイテムに巡り会えると思います。それではいきましょう!

美容室と市販の売っている物の違い

まず皆さんがこの内容で、はじめに思い浮かんでいる事、、それは!?美容室のシャンプーの方がちょっと高級そうで、高い!、、

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ではないでしょうか!?苦笑、、確かにそうですね。。そうなんですが、違いは、もちろん、それだけでは無く、美容師がおすすめする理由は他にちゃんとあるのでお伝えしていきます。

各美容院、お店によって取り扱っている物は、そのお店がこだわりを持って選んでいると思います。

自店でも髪質と頭皮の悩みを持った方に対して必要な物、喜んでいただける物を選んでいます。

では!まず始めに、お店、場所によって扱っている商品に特徴があると思うので、説明していきます。

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まずドラックストアーなどにおいているシャンプーやコンディショナーについてです。

皆さんも日頃よく行かれるそういったお店は、一緒に生活用品を多く扱っている為、様々な老若男女の方が訪れるとを想定してしています。

その為、そこのニーズに対応できる様に、多くの幅広いお客様、ターゲットに合わせて、沢山のメーカー商品を扱っていると思います。だからドラックストアーには同じ値段やデザイン、匂いなど、似たような商品が沢山、置かれているのです。

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男女、年齢や髪の悩みの違いによって、好きな匂いなど、変わってきて違うと思います。そして、そこに置かれている物の中では専門的な物は、多くは取り扱ってはおらず、

平均的に世間のニーズや、新しいトレンド性の高い物が置かれている傾向があります。これが良い悪いではありません。そこにご来店される多くのお客様が喜んでもらう為に、そうしていると思います。

なので、その場所に、一時的にブームだった時の、ノンシリコンシャンプーや、その他に「オーガニック」など、どこのドラックストアーに行っても沢山並べてあったのは、このトレンド、そこに来店されるお客様のニーズに対して対応できるお店にする為だと思います。

では続いて、美容室のお店によっての、シャンプーなどの違いついてです。

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みなさんは、この様な事思った事ありませんか?美容室は何故、お店によって取り扱っている・メーカーやブランドが違うか、って1度は考えた事があると思います。

その答えは、、、実は美容室1つ1つそれぞれ持っています!そのサロンがコンセプトやお客様の客層、ニーズに合わせて選び、シャンプーの色もちが良い、匂いが良い、成分が良いなど、デザインなど、

細かく分けると、おそらく色々あるのですが、最終的には、そこのサロン代表者さんが、お客様にとって、スタッフにとって必要、大切にしている物、好み、などで絞って選んでいると思います。なので、美容室によって違うというわけです。

という事で、実は、お客様はシャンプーなどを美容室で選ぶ時は、実はその前に、、選ぶお店が、とても大切という事にもなります。

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貴方の悩みや、なりたいイメージの自分に、そのサロンのコンセプトが合っているのか?

後、一番特に大切なのは、担当してくれる美容師さんがアナタの悩みや、なりたいヘアスタイルをしっかりと理解しているか?

この人なら、これからも信頼関係ができて信用して任せられるか、がとても大切になると私は考えています。

市販と美容室で値段が違うのは、価値でお伝えするなら、成分が違う事もありますが、もう一つあるとしたら、

アナタに合ったシャンプーやトリートメントを担当の美容師がしっかりと選んで伝えるという事です。

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ユーリカリチェルコのお客様は、通い続けて頂けば頂く程、皆さん髪質と頭皮の悩みは解決していきます。

でも、それでもやっぱり。。値段が気になる、、確かに今まで市販の物を使われていた方は特にそうかも知れません。。

ただ、もう一度、考えてみて下さい。。こんな事ありません?

これはお客様でも過去に合った事ですが、簡単に買える安いドラックストアーの商品を、沢山の商品の中から、携帯などで知れべながら、、

やっと思いで見つけて、選んで使ってみても、、なんか、いまいち髪質と合わない、、もう少しこうしたい、、などあった時に、、その様な事を繰り返し、

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商品を色々と試してみても見つからず、、それが続いて結局は

洗面台、お風呂場に色々なシャンプー、トリートメント、コンディショナーのコレクションが気がつけば沢山増えていたという事。。

誰もが女性なら化粧品など選ぶ時もそうだと思いますが、1度は似た様な事を経験しているかと思います。。。と言うか、、、学生時代の私です。。。笑

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確かに1つ1つは安いかも知れませんが!?結局は、そこに対する使ったお金は、最後トータルしたら、まあまあ使っていませんか!?苦笑。。。

そしてもう一つ大切なモノがを使っています。それは、時間です。もちろん、お買い物の時間も楽しくて、大切かもしれません。

でもいつも時間があるとは、限りませんよね!?お子さんの事や、家事などやる事が多い方は特にだと思います。

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なので、結局あなたの悩みや、髪質を理解した、信用できる美容師さんに任せした方が、時間の短縮、貴方の髪がシンプルに早く綺麗になる、

投資金額も、実はそんなに高くない、というメリットばかりが生まれるという事なのです。

シリコン入りはダメなの?

これも良く聞かれます。ではそもそも、シリコン!?って何なのか?良いの、悪いの!?これについて説明します。

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まずシリコンの原料はケイ素と酸素が混ざってできている、ケイ石という物みたいです。

実は「1シリコーン」と「2シリコン」とが元々2つ別々の物があるみたいです。なんか、ややこしいのですが苦笑、、簡単に説明すると、

2は半導体などで使われてる金属ケイ素の事です。

1のシリコーンと呼ばれる物が市販などの多くのシャンプーなどにシリコンとして呼ばれて使用される様です。

一般的には、シリコンが毛穴につまりやすい、肌に良くない、とも聞きますが、全ての商品がそうとも限りません。この使われている量や濃度が、実は各メーカーで少しずつ違うのです。

そしてどこが、多い、少ないか、濃い、薄いなど、それは実は、私たち美容師でも正確にはわかりません。。

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私の考えは、シリコンは化粧品様に開発された物ならば、適量なら頭皮や毛に対してあまり害はないと考えています。

上手に量をコントロールできるなら、傷んだ髪質でも艶を出したり指通りを良くしてくれたりする事も可能なので、

シリコン=ダメな物という認識はありません。ただ、シャンプーに入ったシリコンの量だけをコントロールする事は私達、美容師は科学者では無いので出来ません。

適量なシリコンは髪をコーティングして、柔軟作用と帯電防止作用があるので毛をしなやかでサラサラにしてくれます。

しかし、気をつけて欲しい事が2つあります。

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1つは、その時はよくても使ってるうちにその量が増え蓄積すると肌と毛に良くないという事です。髪のキューティクルや頭皮は常に呼吸をしていると言う事を忘れないでください。

コーティングされ続けると呼吸がしにくくなり、栄養が行きにくくなって薄毛などの原因になっていきます。

もう一つは、商品などによっては、シリコンの量や濃度が多い事により、自分との相性が合わない物があるので、貴方にあっているかどうか?は、必ずしっかりと自分自信が確かめて下さいと言う事です。

合わないなら使うのをすぐやめてください。残してもったい。。では無く、そうなっているなら、使い続けても間違いなく、貴方によい影響を与えません。

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始めは良くても、使い始めてから、なんか、、頭がベタベタする、髪がペタンコになった、など貴方の思っている様にならない、、もしくはもっと違和感があるならすぐに使うのは控えた方が良いと思いますし、肌の弱い方は早めにお医者に相談してください。

大げさかもしれませんが過剰にシリコンが多いものは頭皮、髪に悩みのある方には私はしっかりとした理由あるので、それをお伝えした上で、お勧めはしていません。

シャンプーとコンディショナーの必要性

では!ここで皆さんに質問です!皆さんは、何故!?当たり前のように毎日、頭を洗ってから、そこからコンディショナーをしますか?

まあ確かに、汗をかいた後などは、汚いからもちろん洗いますよね。そして髪がパシパシのままは嫌なので、コンディショナーをつける。当たり前ですがその流れは何故当たり前か、考えた事ありますか?

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おそらく始めに連想するのは、「綺麗にする為」、ではないでしょうか!?

はい!確かにそうです。。サッパリして、さらに髪もツルツルして、気持ちいいですもんね!。。。ですが実は!綺麗にしすぎたらいけないって!ご存知でしたか!?その理由を説明します。

まずシャンプーは綺麗に汚れを取る事は、皆さんの認識しているとうりです。まずその行為で外因性の汚れ、ほこり、ヘアワックス、ジェル、スタイリング剤、タバコの煙、排気ガス、、

もう一つ内因性の汚れの、汗、フケ、皮脂をとります。この汚れは、お湯や水だけでは中々落ちない為、洗浄成分として、両性活性剤やアニオン界面活性剤が使われています。

この洗うという成分だけでは、髪はパサパサになるので、ここに一般的によく使われるのは、コンディショナーです。ここにシリコンなどが入っています。これが入る事で洗浄成分と結合して水分を含んだ風船のようになり衝撃を抑える役割になり、指や髪同士の摩擦から毛を守ります。

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これで髪は綺麗になり地肌の汚れも落ちているので、必ず両方とも必要です。シリコンも適量は悪くはありません。。

私が皆さんに何度もお伝えしたい事の全ては、「髪や頭皮に悩みが無い方は適量だったらある程度は悪くない」という考え方です。

時代はもっと良いモノを、、もっと必要性の高いモノ求めて、いつしか、シャンプーだけで、よりサッパリ頭皮が出来ないか、より髪に艶がだせないか、と消費者の欲望は大きくなり、

それに答えようとする各メーカーが、そこを売りしたそのような商品がどんどん増えただけなは無いかと私は思います。いろいろな悩みを解決できる商品が、全て同じ様な値段で販売しています。プラスで色々な成分が増えているはずなのに、それは本当に可能なんですかね?と私は疑問です。

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モノが当たり前のように、あふれかえっている時代だからこそ、このような事は仕方ないと私は考えますが、しかし、

本当に、これからの時代で大切なのは、消費者が自分に何があっているかどうか、そして本質は見極められるか、これが大切だと私は思います。

美容師がおすすめしない本当の理由

ここからはの話は、全ての方におすすめとは言いません。過去の経験を踏まえた私の考えです。最終の判断はあなたが自分で決めてください。そして、ユーリカに来ていただいた敏感肌や髪に悩まれたお客様声を踏まえてお話します。

世の中の市販シャンプー・コンディショナーは国の安全基準を満たし、薬事法を通して販売されています。

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悪いモノでは決してありません。一般基準を満たして使われています。

しかし、多くの美容師さんは、ほぼ使っていないのが事実です。

私たち美容師は、お客様に必要なモノ以外は進めようとは思わないので、長年ずっとシャンプーなどの成分は勉強しています。それをしっかり見極めた上でも、私は地肌が弱い為、使いません。

私は、決まったシャンプーやボディーソープしか今は使いません。昔は、肌がとても荒れていました。手もそうです。アシスタント時代の下積み時代はシャンプーばかりする事がほとんどでしたので、

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当時は、それが当たり前だと思っていました。でも今は時代が進み、成分が良くなった商品も増えてきましたし、自分も昔からシャンプーの成分の勉強を積み重ねて、良いモノ物を見極められるスキル、知識、経験などから、今は自身が選んだ、お客様にとって、自分にとって、スタッフにとって

必要と思うシャンプーなどしかあつかわないので、手荒れはもうなくなりました。もちろん、当時に比べて、回数が減ったのもありますが、自身で体感したのと、お客様が自身にあったシャンプーを使う事で、本当に喜んで頂いたのを沢山も見てきたので、言い切れます。

シャンプーは成分が本当に大切なんです。

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ある科学者の方の発表では、間違ったモノ自分に合わないモノを、使い続けると白髪や変形した癖毛が増えて老化が進行するとも言われています。

そして、聞いた話ですが、現代の日本では婦人科系の病気が、年々増えてきているのが現状のようです。。。

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何故その様な事態になっているのか?その理由の1つは日常生活で使われてる。コンビニ、ドラックストアー、ホームセンター、スーパーほとんどの物に石油から作られている化学物質が入っているからだと言われています。それと同じ成分もなんと、市販のシャンプー、コンディショナーにも使われている物もあります。

いやいや、大げさでは!?ってなりますよね?もちろんその原因がシャンプーから来ているという証拠やデータはありません。。が。。

近年、問題になっているのは、「経皮毒」というものです。

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毎日使っている物が、もし肌に合って無くて、それでも使い続けたら、、、

なんと皮膚の中に吸収され体に良く無い事が起きる可能性があります。しかも1度入ったら、外にはその成分は排出が難しいので、そのまま血液、脂肪の中に蓄積して、肝臓などにも悪い影響を及ぼします。

何故?そんな事が起きるのか?それはよく市販で使われている、合成界面活性剤の影響のようで、それがはいっていたら、私達の皮膚は、元々何重構造になっているんですが、

それすらも破り入ってきます。皮膚は外からの細菌や有害の物質の侵入を防ぐ役割を果たしているのですが、使い続ける事で、何と。そこが崩壊してしまうのです。。。

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実はこの様な事実はシャンプーだけではありません。日常で使われている洗剤、歯磨き粉、入浴剤など、

生活用品に使われているほとんどに、この様な可能性があり、これら全てには、石油から作られている化学物質が使われているようです。

なので、シャンプーだけが体を悪くしていっている根拠のあるデータはありませんし、決して悪く言うつもりもありませんが、、

しかし、私の考えを、一つお伝えするならば

お風呂など体を洗う所では、体は温まって、毛穴は膨らんでいる状態です。

このような普段の何倍も肌が影響を、受けやすくなっている1番家の中で無防備な状態で、肌の弱い方がこのようなシャンプーやコンディショナー使い続けると、その後どうなるのでしょうかと。。

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私が美容師を長年していて心から感じ、皆様にお伝えしたいことそれは、

これからの時代に本当に大切な事は、いい匂いや、可愛いデザイン、好きな女優が使っている広告などに惑わされず、

まずは皆さんが自分に合っている安全な製品と、自分に合わない製品を見分ける知識を、身につける必要があると思います。どうしたらいいかわからない時は、、現代の情報社会では、少し調べれば、携帯でGoogle Yahoo!ですぐに出てくる時代ですので、

それでもわからない、何が自分に良いか心配な方は、、

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貴方の信頼している、担当の美容師さんに是非聞いてみてください!おそらく貴女の髪、地肌の一番近くの理解者です!きっと良いアドアバイスと提案をしてくれます!

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ユーリカ リチェルコでも、髪と頭皮を通じて、マイナス5歳を叶え、マイナス10歳を共に目指せる様に!これからも!まだまだ髪、頭皮の科学成分などの勉強して、

しっかりと寄り添い、より多くの方に自分に合う物をお伝えしています!!悩まれたり、わからない事があればすぐお気軽にご相談下さいね!!

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というわけで、今回のテーマは「市販のシリコン入りシャンプーとコンディショナーをおすすめしない理由」でした。